紫外線殺菌灯B-ZONE

よくあるご質問

Q1:「UVC」とは何ですか?

紫外線は、大きく分類すると「 UVA 」「 UVB 」「 UVC 」の 3 種類があります。その中で「 UVC 」は 200~280nm の短波長紫外線で、オゾン層によって吸収され、通常は地表には到達しませんが、生物に対する破壊力は最も強い紫外線です。

Q2:「UVC」は微生物にどんな働きをするのですか?

「UVC」は微生物のDNA、RNA細胞を破壊し、不活性化させます。薬品のように耐性菌は生まれません。

Q3:他社製品との違いは?

このような殺菌灯は基本的にファンと殺菌灯で構成されていますので、一番の違いは、殺菌灯の性能になります。B-ZONEに使用されているステリル・エアー社の殺菌灯は、ホワイトハウスや国連本部、FBI本部などでも使用されている、殺菌能力が高いランプを使用しています。

Q4:ステリル・エアー社の高出力紫外線ランプにはどのような効果がありますか

高出力殺菌により、ウイルスやバクテリア、カビなどを死滅させ、 IAQ(室内空気質)を向上させることが可能です。壁に生えたカビが消え繁殖を防ぐ、インフルエンザやノロウイルスなどの健康を害するウイルスの殺菌も可能です。また、それに伴い、気になる臭いも消えます。

Q5:大型空調のダクト内のカビも消滅できますか?

UVCを設置する事によって空気や空調機内だけではなく、空調システム全体のカビを排除することが可能です。

Q6:感染症対策に有効ですか?

感染症には飛沫感染、飛沫核感染(空気感染)、接触感染、介達感染、経口感染、昆虫媒介感染、血液感染、母子感染があります。紫外線殺菌灯(UVC)により空気殺菌を行うので、空気感染対策に最も有効です。

Q7:「 UVC 」による害はありますか?

人体が紫外線殺菌灯(UVC)を直接浴び続けると害になります。 B-ZONEはこうしたリスクを排除し、有人環境下においてウイルスや細菌の付着が疑われるエアロゾル空間のウイルス不活化・殺菌を可能にしました。他社製品などは、構造上UVC光が人体へ照射されてしまうようなものがございますが、弊社製品は、UVC光が漏れない構造となっており、安全性の高い製品となっておりますので、安心して24時間お使いいただける設計になっています。

Q8:抗菌フィルターだけで、微生物を十分取除けるのではありませんか?

抗菌フィルターが微生物を取り除けることは確かですが、 0.02ミクロン以下の微生物に対しては取り除けません。 UVC照射は通過するすべての微生物を死滅させます。

Q9:どの位の温度、湿度、風量下まで使用可能ですか?

適用条件は、温度0度~76度、湿度99%、風量1,000fpmまで使用可能です。

Q10:筒内部の空気通過速度あるいは滞留時間はどの程度なのですか?

1立米/分の流量で設計しています。できるだけ、ゆっくり通すことで、より確実に殺菌することを実現しています。

Q11:ランプの寿命はどの程度ですか?

9000時間となります。一年に一度ランプ交換を実施することにより、安定的な殺菌効果が持続します。

Q12:10m×10m×H2.5m程度の空間に必要な設置台数は?

スペースの形状にもよりますが、基本的には1台で大丈夫です。

Q13:メンテナンスはどうしたらよいですか?

一年に一度ランプを交換するだけのメンテナンスフリーです。

Q14:オゾンなどの臭いはしませんか?

オゾンを発する仕組みではございませんので、無臭です。

Q15:効果はどのぐらい持続しますか?

定期的な除菌作業が必要な除菌コーティング、除菌液によるふき取りと違い、B-ZONEを稼働させている限り、きれいな空気を維持し続けます。

Q16:大型空調機のエネルギーコストを節約出来ますか?

:大型空調機の熱交換コイル部分に増殖した有機微生物(バイオフィルム)は 0.3mm 付着すると 20%も熱交換効率ダウンします。このバイオフィルムをUVCで死滅除去することで、効率を上げ、エネルギー消費コストを下げることが可能となります。

Q17:無人の状態で点灯する必要がありますか?

無人状態であっても、残存している菌は繁殖を続けています。空調の止まった状態の方が、菌の繁殖率が高まるとの文献もあります。効率的な結果を得るためには、可能な限り連続運転が効果的です。

Q18:殺菌灯を交換するタイミングはどのくらいですか?

9000時間(24時間点灯で約1年)です。時間を超えると殺菌能力が徐々に低下します。

Q19:使用する電源は?消費電力はどのくらいですか?

電源は単相100Vです。消費電力は、1台あたり、92Wとなります。

Q20:換気はしたほうが良いのか?

気候の良い時期は良いのですが、これからの梅雨、真夏、真冬と日本ならではの気候事情では、思うような 換気も難しいと思われます。室内には、ウィルスのほかカビ、大腸菌など有害な菌類が多数存在します。換気が可能な時期ならば、換気も併用して行っていただき、そうでない場合は、B-ZONEにお任せいただくというのが理想的です。

Q21:設置場所が頭上であり、高出力の紫外線を浴びてしまうのでは?

Q3でもご説明したように、強力な紫外線ランプを使用しておりますが、安全にご使用いただくために、機械外にその紫外線が出ないような設計になっております。また、既設機械周辺(各四方向、真下方向)での紫外線線量を計測しておりますが、四方向ではいずれも0.1nm以下(0.2nm以上で8時間連続で浴びると危険とされています)。真下では0.0nmと全く安全な数値でございます。

Q22:臭いを取る効果は?

臭いについては、公的機関で検証しておりませんが、これまでご導入いただいたユーザー様が口を揃えて「臭いが変わった(無くなった)」とご評価をいただいております。これは、専門家の方から、強い紫外線(UVC)が有機物の DNA 構造を破壊することから、臭いの元となる有機物のDNAを破壊し、無臭化するのであろうとお伺いしております。実際に介護施設のし尿処理室のアンモニア臭、事務所の食べ物臭、造り酒屋のアルコール 臭、整骨院の汗臭などが消えたとご報告いただいております。

Q23:どんなところで導入しているのか?

B-ZONEは日本独自のソリューションですが、ステリル・エアーのランプは ホワイトハウスはじめ FBI 本部、米国軍施設、空港など米国の主要施設に導入されています。国土安全保障局、環境省による米国における紫外線ランプの比較調査結果でもステリルエアのランプは群を抜いて高性能であるこという結果が出ています。日本においてもステリルエアのランプは日本銀行貨幣博物館、東京大田市場、東京都立中央図書館、横須賀基地、横田基地などにも導入されています。B-ZONEについては、食品会社、介護施設、学校など現在多くの施設へ導入が進んでおります。
お問合せ